あおい

ディストピア パンドラの少女のあおいのレビュー・感想・評価

2.9
ゾンビのウィルスが蔓延した世界を舞台に、感染者二世の子供を主人公にしたニューウェーブ系。
因みに走るタイプのゾンビですが、噛まれると感染、血液で感染はもちろん、音に反応もデフォルト設定です。

ロメロの三作目『死霊のえじき』でもゾンビとの共生については触れられてたと思うけど、もっとずーっと先の方まで押し進めたかんじ。





以下ネタバレ注意で。






メラニーが最初から他の二世キッズに比べて賢いかんじだった理由がよくわからないかったですが、ラスト付近の彼女からは新人類の英知みたいなものが感じられます。教師のヘレンから保護の対象として見られていた関係性が逆転するかのようで、ついに地上は獣のような「ハングリーズ」に埋め尽くされた後、人間によって失われた緑を蘇らせて、古代へと還っていくのか、、と思いきやの「学校エンディング」。ちょっとエンタメしすぎてて萎えたかな。。
あおい

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