ちこちゃん

ワンダー 君は太陽のちこちゃんのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.0
観る前から感動するのだろうと、予測していたにもかかわらず、まんまとやっぱり良いと思った映画です。

主人公オギーはたまたま見た目で人と違うとわかりますが、この映画のメッセージは、みんな、それぞれ違う、ということ。そして、みんな、それぞれが頑張っているのだから、それを尊重しましょうということだと思いました。
それは、オギーのスピーチの中で、「誰でも、人生で一度は拍手喝采をあびる瞬間がある、みんながいろいろな厳しい闘いをしているのだから、人に優しくしよう」と言っていることで表現されていると思います。

ストーリーがオギーだけではなく、オギーの姉ヴィアの家庭における自分の存在感のなさや親友との問題、その親友ミランダの問題、オギーの友人となるジャックの問題と幅広く捉えることで、映画が単純にならなくなるような工夫されていました。

父親役のオーウェン•ウィルソンが「インターンシップ」のイメージが強すぎて、Googleに勤めているのかの思ってしまいました
母親役のジュリア•ロバーツは相変わらず魅力的でキレイです。「チケットトウパラダイス」のようなコメディも似合うけれど、母親役も良かったです。

いい人ばかりが出てきて、現実はそんなに甘くはないだろう、と心でツッコミながらも、なんだかいいなぁと思ってしまいました。
ちこちゃん

ちこちゃん