とぅー

ワンダー 君は太陽のとぅーのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.3
2018.8.1

オギー、ヴィア、ジャック、ミランダそれぞれの視線で描かれるシーンは設定として、新鮮だった。この映画の醍醐味の一つと言っても過言ではない。オギーの辛さを理解した上で周りの人が抱く気持ちを描写している。それぞれがそれぞれの葛藤を抱いているから、主人公はオギーなんだけど、もはや主人公が複数いるかのよう。正直オギーよりもヴィアやジャックのほうに感情移入してしまった。というのも、自分がオギーのような境遇になってないからであり、台詞にもあったけど「ヴィアの嫌な一日と僕の嫌な一日を一緒にしないで。」ってまさにこういうことだと思う。
普段忘れがちだけど、我が子を想う親の気持ちって無性かつ最大であって、どんな形であれ素晴らしいってことを再認識させてもらった。
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