『ウォレスとグルミット』や『ひつじのショーン』といったクレイアニメの傑作を生み出してきたスタジオの最新作。
今回は少しギャグにキレが無いように感じたけど、それでも完成度はやはり高かった！冒頭の「人類がサッカーを始めるまで」を独創的かつユーモラスに描いた時点で、もう素晴らしい。
ストーリーは石器時代の原始人と、青銅器時代の文明人が、原始人の集落を賭けてサッカー対決を行うという話。意外性には欠くけれど、ツボを外すことも無い正統派の展開で上々の出来。
90分でキッチリまとめた点も良い！
映画は期待に違わず面白かったけれど、心配なのは動員。公開ながら2日目の土曜日、お昼のTOHOシネマズ新宿と、混む条件は割りと揃っていたと思うけど、観客は40人程度と寂しい入り具合・・・。
残念ながら、このままだとすぐに公開規模が縮小されると思うので、鑑賞を検討されてる方はお早めに劇場へ！
