『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『救命士』等々の脚本を書いた、“暴力キチガイじじい”ことポール・シュレイダーの監督作。
“タランティーノ絶賛”というまたこのキャッチコピーのせいで観るハメになってしまったのだがこれが良かった!
最近、もはや不調が当たり前になりつつあるニコラス・ケイジだが、今作は非常にハマり役だし、作品もドラッギーでアヴァンギャルドで常にラリっているようなテンションの映画。ウィレム・デフォーも最高。
暴力描写にも躊躇が無く破壊力抜群。ラストのニコラス・ケイジのある幻想が切なく胸を打つ。