海老川

RAW〜少女のめざめ〜の海老川のレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
3.4
どこぞの映画祭では失神者が出たとか出ないとかという触れ込みのカニバリズム映画。直接的なグロ描写は少ないけど絶妙に嫌らしい。生理的な嫌悪を醸し出す。
食人以外にも色んなワタシのツボを突くフェチシズムがぎっしり詰め込まれてた感じです。ひさびさに興奮した。まんまとギャンギャン。これで女性監督っつうんだからなんか申し訳ねえ。

獣医大が舞台で、ベジタリストの処女がカニバリストの非処女へと変貌変態していく構成。主人公以外は乱痴気パリピラーばっかりでほんとにおフランスにゃこういうトコあんのかとそっちへの興味の方が増してくる。

大学には主人公の姉もおるんやけどこことの関係性がふわふわグネグネしてて掴ませてくれないのが上手い、グイグイ引き込まれる。予想を裏切る行動しかいれてこない哀しいマッド姉妹。題材通り肉と血でございまんな。音楽もニジュウマル🍖
海老川

海老川