【THE世界観】
これがディズニーか！と、嫌というくらい見せつけられた心地良さ。
オンラインという現実では目に見えない世界を、面白く、どこかリアリティの滲む描き方で表現されているのがたまらない。
「インターネットって絵で描いたらこんな感じなんだろうな」っていう私たちの想像を超える発想力。どこかズートピアの世界を思い出させるような映画でした。
【ディズニーキャラクターのコラボ】
オンライン版ディズニーランドは本物ディズニーランドとは違って、本物のキャラクターが生きている世界。他ディズニー映画では見られないようなキャラクターどうしのコラボに胸がくすぐられる。他映画をオマージュするようなシーンも豊富で、ディズニー見てる人にとっては結構感動もの。
インターネットは国を越えて色んな人といつでも繋がることが出来るということを、ディズニーを通して見事に表現されてましたわ。
【プリンセスの在り方から反映される現代】
プリンセスはこうあるべき、運命の人とははこうあるべき、私はこう生きるべき、といった価値観の変遷にヴァネロペも突き当たる。
キラキラした他のプリンセスとは違うこと、好きな人と見ている将来が違うこと、自分の本当にやりたいことと向き合うこと、ヴァネロペの生き方や選択は今の女性の生き方や考え方が濃く投影されていて、自分らしさを追求する現代の葛藤を映している。
インターネットが普及して変わってきた社会や価値観、生き方をディズニー全開で味わわせてもらえました。また見に行こう。
