あきしげ

パンデミック・フライトのあきしげのレビュー・感想・評価

パンデミック・フライト(2015年製作の映画)
1.5
ジャンポ機で起きる感染パニック。
そう思ってしまうようなタイトル。

しかし、実際には冒頭の数分だけです。
しかも、始まってすぐにパニックです。
しかし、パニックはすぐに収まります。

普通に考えればジャンボ機はずっと飛んでいる。
なんて言ったって、それが本作のメインである。

でも、中盤辺りでまさかの着陸をします。
ここで機内パニックは終わりを告げます。

この先は地上で物資と燃料の調達をします。
外には暴徒と化した人間がいっぱいいます。
ジャンボ機が着陸すればすぐにバレるはず。

近くでは銃声や爆発音が聞こえるのに、
なぜかみんなノンビリと調達をします。

武器だって機長が持っている銃一丁のみ。
あとは航空保安官が持っている警棒だけ。

だけど、敵は素手か鉄パイプしか持っていない。
だから、そこまで脅威とは言えないレベルです。
だけど、ジャンボ機に乗っているヤツはマヌケ。
だから、あっさりと倒されるという頭の悪さだ。
だけど、地上のヤツらはそれ以上にバカである。

主人公っぽいヤツは頼りにならない。
ヒロインは最後まで役立たずでした。
機長は前半と後半で別人になります。
航空保安官はバカだけど正しい判断。
お気楽黒人はずっと食べるだけの人。
お気楽黒人の妻は神に祈るだけです。
整備士は感染しながらも頑張ります。
感染した妻を連れ込んだ男は頑張る。

マトモな紹介は機長ぐらいであとは流れで知る。
冒頭からパニックに放り込まれるから意味不明。
理解するまで時間がかかるけど必要ないレベル。

機内だけで物語を完結させるべきでした。
だったらゾンビが出た方がマシだと思う。
あきしげ

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