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ニコラス・ウィントンと669人の子どもたちのKUBOのレビュー・感想・評価

3.0
11月4本目の試写会は「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」。シンドラーや杉原千畝のように、第二次大戦中にチェコからユダヤ人の子どもたちをイギリスに脱出させた実話のドキュメンタリーだ。

このニコラス・ウィントンの偉業は戦後50年経って、彼のファイルが偶然発見されて初めて知られることになったのだという。チェコスロヴァキアの難民キャンプから子どもたちだけでも救おうと、イギリスで里親を探して送る「キンダートランスポート」を行い、669人の子どもたちを救った。

年月を経てのニコラスと子どもたちとの再開は感動のシーンだ。ただ作りは、割と正攻法で「NHKのドキュメンタリー番組」的。作品には申し訳ないが、何度か睡魔に襲われた。
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