かつてその村には、生贄として女をドラゴンに捧げる風習があった。
しかし、生贄にされた妻を救うべく立ち上がった1人の英雄によってドラゴン達は姿を消し、その村には風習の形式だけが根強く残った。
村に生まれドラゴンの存在を今でも思い描いていた主人公の挙式中、今はもう存在しないと思われていたドラゴンが一匹、突如現れて主人公を攫ってしまう…
美女と野獣的なストーリーです。
しかもストーリーが並行して進んでないタイプ…
ノリはディズニー映画みたいな感じで重くない、とても見やすいファンタジー。
大きな流れは面白かったんだけど細かい設定部分が結構ザルで雪国なのに南国のような気候になったり、標高かなり高い危険な地帯を浜から当たり前のように登ってたり、ドラゴンフルーツ出してきたりでちょっと真面目に鑑賞出来ない所もあった。
定番過ぎて話がわかっちゃうのと、わかっちゃうから流れ作業みたいに恋愛が発展するように見えてもう少しきっかけとか、行動と結びつくしっくりくる理由とかが欲しくなる…
私的にはもう少し話に広がりや重みのある、ロード・オブ・ザ・リングみたいな(あの規模を求めては無いけど)感触の映画だと好みだったな〜
ビジュアルは結構暗い感じだけど全くそんな感じはないです。
