やね

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのやねのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2年以上前にみたから、なんかキモかった以外覚えてなかったけど、やっぱキモかった!

音楽らしい音楽がほとんどなく、不協和音や軋むような音、それか唐突な無音で物語が進んでいく。
ドールハウスを覗き込んでるような引きで定点のショットと病院とかで歩いてるときの這って下から仰ぎ見ているような目線のショットが印象的だった。ギリシャ神話を下敷きにしてるっていうのを見て勝手に納得。

ロブスターにも言えるけど、なんでそんなことが可能なのかとかをまるっと一旦置いといて話を展開するのに、妙な部分のディテールでそこら辺を補完してくるの凄い。

あと、ヨルゴスランティモスって性を滑稽なものとして扱ってライトに挟み込んでくるイメージあるな、そこも好き。

ボブ役のサニー•スリッチはいくつの時にこの映画出たんだろう?役作りだけでもちょっと病みそう。
「大丈夫だからね、、2年後には元気にスケボーのって爽やかでクールな映画にでてるからね、、心配しないで、、」って謎に励ましながらボブ見てた。
やね

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