弾幕

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアの弾幕のレビュー・感想・評価

3.8
誰かの罪が因果応報や罰を受けるとして、その矛先は最も聖なる存在に向けられる。生きてく上で僕らが犠牲にしてきたものはいつもそういう存在だった。自分の求める幸福を生け贄にして、エゴや欲望だけを手元に残して死んだ者を過ぎ去っていく。この映画の俯瞰的な視点によって、観ている私達自身にも同種の視座をもたらす。

なんで生きてくんだろうな?って気持ちになる映画。
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