原作本の映画化目線で見るなら、2点。大真面目に。原作本と変え過ぎだと思うし大事なシーン意味変わってると思うし、本が良すぎたからちょこちょこなんだそれ！そんな人じゃないやん！の怒りが沸々と。映画館で手を横に振ってイヤイヤって呟いたのははじめての経験。これも大真面目に。
原作本がね〜良すぎちゃって〜。なんでこんな純文学風な再構成にしたのかは疑問しかない。純文学にすれば重い恋愛映画が綺麗に見えるでしょの風潮嫌い。なんでだよ。そうじゃないよ。小野くんが田舎、先生は都会のイメージだったよ。中途半端にみんなが中途半端なキャラ。
ただ、行定さんの映画としてみるといつも通りだよなーと。余白が多くて、女優さん大事にして、伏線が謎なとこ大きく出して、、、説明を省きたがる。説明を省くなら相当な演技力のある人を起用してくださいよ。頼みますよ。原作未読なら面白いのかもなぁと思うし、エンドロールでなんとなーく腑に落ちる感覚があって、ぬるい何かが心で動いたから、見てよかったとは思うけど。
本の実写も難しいなぁ。
