タジ

ナラタージュのタジのレビュー・感想・評価

ナラタージュ(2017年製作の映画)
4.0
エンドロールの余韻に浸りながら、相手を想う気持ちが素敵に感じました。有村架純ちゃんの裸足で松本潤君に会いに来た姿が切なくも美しく見えました😂
今年も気づいたら12月、最後の月の最初の映画は、切ないラブストーリー『ナラタージュ』を鑑賞‼️
調べましたらナラタージュの意味は、narration(ナレーション)とmontage(モンタージュ)の造語で、回想を語りながら物語を進める技法のようですね。高校の出会いから大学の再開、演劇部の手伝い、別な人との恋、別れ、結ばれない2人の距離が回想を通して進みます。
とても静かな、小説を読んでいるようなお互いの間の中に、言葉が囁かれているような、素敵な作品でした。雨の音、波の音、蝉の音など情景の中に溶け込んだ音が響きます。
救われたのが泉(有村架純)なのか葉山先生(松本潤)なのか、確かなものはお互いがそのとき必要としていたと思います。
好きなシーンは、葉山先生の部屋に泊まった泉が朝、映画『エル・スール』を一緒に見るシーンですね。素敵でした🌟
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