タジ

22年目の告白 私が殺人犯ですのタジのレビュー・感想・評価

4.0
「私が殺人犯です」の記者会見から、次々と真実が明らかになっていく、犯人の闇を追いかける韓国映画『殺人の告白』のリメイク、『22年目の告白-私が殺人犯です-』を鑑賞‼️
殺人事件にも時効があり、犯人は罪を赦されるという理解しがたい法律が新しく改正された時効撤廃の刑事訴訟法を題材にした、残された被害者の遺族や関係者の気持ちがどれほどの恨みや憎しみに変わるかを鋭く描いています💢
殺人のルール、背後から縄での絞殺、事件の様子を記録、飲食店の店主殺害、団地内での会社員殺害、ホステスの恋人を殺されたヤクザ、医師夫人を殺された病院の医師、ワナに嵌められて刑事の上司を殺害された若手刑事、5人の殺害に見つからない若手刑事の妹の所在も含めて、事件が絡み合います。

好きなシーンは、ダントツに藤原竜也の会見でのセリフ「無能で愚鈍な警察は、私の元へ一向にたどり着く気配がない、幼稚な推理と見当違いな憶測を垂れ流すマスコミも事件の真相を伝えることはない」のシーンです‼️初めから悪役を徹底的に演じるインパクトが素晴らしかったです🌟
また、この物語は初めが重要なので、この場面で良し悪しが決まってしまうぐらいですね‼️
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