きよこ

ギフト 僕がきみに残せるもののきよこのレビュー・感想・評価

4.0
「白旗は揚げない」

名声、美しい妻、全てを手にいれて幸せいっぱいの中、ALSとなり全てを失っていくスティーブの日常が刻々と描かれる。行き続けることの苦悩、家族の思い、その期待に応える愛。父の愛に迷い苦しみながら。前を向く。


彼の努力によって法まで変わり、世界中が共感したアイスバケツチャレンジは有名。観る側に涙はなかった。彼の苦しみには到底届かないから。心から彼にエールを送りたい。


「悪魔になるのはいやけど、聖人になるのもいや。人間でいたい。」
妻ミシェルの明るさは彼への神さまからの贈り物に違いない。息子リヴァースも然り。
きよこ

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