ユカリーヌ

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のユカリーヌのレビュー・感想・評価

3.6
【過去に観た映画】2017.11.8

笑わないニノが、水先案内人みたいにストーリー展開させていく。

芝居がかっているなあと思ったら、現在パートと過去パートが交錯し、点と点がつながり、一本の線になる。
構成の見事さに、やられる。

真相が解ってからは、涙がとまらない。

全ての登場人物がいとおしくなり、伏線の上手さ、仕掛けに感心しきり。

料理は人を幸せにするもので
あって欲しい。
人を思う気持ち、人を信じるとこと、いつの時代も大切。
好きな人が美味しそうに食べる姿を見るのはとてもシアワセなこと。
 
こんなに泣かされるなんて、
あざといわあ~と思ったら、
エンドロールに「企画 秋元康」と。
ヤラレたあ~。

昭和の時代の雰囲気とかもいい感じだし、もちろん料理はきらびやかで目で楽しめた。

ただ1つ、ツッコミどころがあり、一緒に観た人に話すと同意見。
火事のシーンね。
観た方、ツッコミ合いましょう!(笑)

「cinema sp」で、ニノが、“フックをいくつもかけ、色んな所できづくようにした”と語っていて、現場で様々な試みをされたとある。
ユカリーヌ

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