chihaken

僕のワンダフル・ライフのchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2017年に公開されたファミリー映画です。監督はラッセ ハルストレムさんです。
W ブルース キャメロンさん著書のの小説である「野良犬トビーの愛すべき転生」を原作にしています。劇場版シリーズの第1作品目となります。撮影時にイヌに対して過度な指導をしていることが、動物愛護団体から指摘を受け、公開前に少し問題となりました。興行収入は1億9600万ドルを突破しており、若い世代を中心に人気となった作品です。

【感想】
新しい感覚の作品だと思います。動物の目線から物事を考え、ペットを飼っている飼い主さんにはぜひ見ていただきたい作品だと思います。また、動物の心だけでなく、色んな人間がいて、それぞれの愛し方があることも教えてくれます。非常にほっこりした気持ちにさせてくれる作品だと思いますので、是非ご覧ください。

【あらすじ】
名もなき子犬は、生後数ヶ月で殺処分されてしまったらしく「何のために生まれて来たのか?」という生涯に渡る疑問を持つことになる。
2回目は譲渡会のようなところから脱走したところを捕まって売られそうになり車内で熱中症で死にかけたところをイーサンと母のエリザベスに救われベイリーと名付けられ大事に育てられる。イーサンの父ジムはトップの成績を誇る営業マンだったがオフィス勤務が希望で、上司を招いたディナーの席でイーサンとベイリーがトラブルを起こし昇進が反故となったことからイーサンの成長と共にアルコールで生活が乱れ遂に家を出る。イーサンはハイスクールのアメフト部で活躍しハンナという恋人もでき人気者になったがトッドというチームメイトはそれを僻みある夜イーサンの自宅に放火、イーサンは脚を怪我してせっかく奨学金が決まっていたアメフト選手生命を絶たれる。 自暴自棄になったイーサンは祖父母の家で引きこもりハンナにも別れを告げる。その後農業系の学校に入ってベイリーと離れたがベイリーはその後すぐ体調を崩し、呼び戻されたイーサンに看取られ息を引き取る。3回目の転生では雌の警察犬エリーとして大活躍し、ある日少女を助け飼い主のカルロスの危機を救ったが犯人に撃たれてしまう。4回目のコーギーのティノは女子大生マヤに可愛がられ、マヤの恋愛結婚出産を見守りマヤの結婚相手のアルが飼っていた雌の大型犬ロキシーと楽しく生活する。ロキシーが病死し後を追うようにティノも亡くなる。5回目はセントバーナードのワッフルズ。ウエンディという女性が引き取っていくがパートナーのヴィクトールから嫌がられ、散歩にも連れて行って貰えず虐待された挙句捨てられてしまう。でもあの家には帰りたくないと自ら街を出て彷徨った末に50歳ほどになったイーサンがひとりで暮らすあの祖父母の農場に辿り着く。イーサンにバディと名付けられ家族にと受け入れてもらった。これまで独身でいたイーサンを幸せにしたいことと、自分がベイリーであると知ってもらいたいバディはだれなのか。

【出演者】
・ベイリー(声:高木渉)
・デニス クエイド(声:大塚明夫)
・K J アパ(声:梅原裕一郎)
・ペギー リプトン(声:松岡洋子)
・ブリット ロバートソン(声:花澤香菜)
・ジョン オーティス(声:落合弘治)
・カービー ハウエル=バプティスト(声:小島幸子)
・ニコール ラプラカ(声:小若和郁那)
chihaken

chihaken