すいかのたね

ジグソウ:ソウ・レガシーのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

新作を明日見に行くつもりのため、最後にこのレガシーを再視聴!!本作は中々シンプルな作りでしっかりSAWをやってる感が強く、シリーズでも好きな方ですね~!!レビューは完全にネタバレしています。

ストーリー
『ジグソウことジョン・クレイマーが死んでから10年、またジグソウ模倣犯が発生…犯人は誰で何の目的でゲームが行われているのかを捜査していくが、その過程で何と被害者の体からジョン・クレイマーの血液が検出される…彼は生きているのか?真相は如何に!?』というモノ。
しっかり映像でジョン・クレイマーが出てくるし、行われるゲームも助かる道が設定されていて終わればナルホドと思わせてくれる、正統派SAWを感じました笑。

全体のトリック
今回のトリックは映像で示す時間差ですね。本編の話自体が2つに分かれており1つは『10年以上前にジョンが最初に行ったゲームを映像で流す』、もう1つが『それに合わせて現代で同じゲームを行い、あたかもジョンがまだ生きているかのように見せる』というものです。
このトリックは作中の登場人物が食らうというより、見ている視聴者側が食らうことになります笑。
なので、作中の被害者が『チクショウ!』って思うのは別の方面です。そちらは普通に地道な積み重ねですね…まあ好きですけども笑。

個人的に好きなところ
私が好きなのは本作犯人とジョンが『我々は声なき死者の代弁者だ』ということで、ダークヒーロー的に自分たちの立ち位置を認めている所ですね~。やっぱりこういう動機の明確化や信念に関する話があると物語としてグッと飲み込みやすくなります。
これがシリーズ化してしまうと、私怨の側面が強くなったり邪魔者を消すになったりでウ~ンとなってしまうのが難しいところですが笑。

ということで新作に備えた振り返りは終了~!…改めて思いましたが一定以上には面白いですわSAWシリーズ(スパイラルはうんまあ笑)。シリーズとして長いし、似たトリックを使っている部分はあるけど、あのBGMと共に色々と楽しませてくれるのは凄いなと思います!

新作は何気に評判よさげ…テンション上がってきました笑。
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