amazonオリジナルはポジティブさと視聴後の気持ちよさが売りだと思ってるんですが
それによってこんなに、優しい映画を作るんだなというのが…
人生の不可逆性について、何度も、最後まで迫ってくる。
その時はそうするしかなかったという状況がわかりすぎるし、受け入れていく方法や、受け入れるということがわかる。
エピソードとして不可逆が積み重なって、最後の静寂のシーンにたどり着くところがとても良かった。
手術をしたことにより居場所を失い、
手術をすることで取り戻せると思っていたものを
手術をしたから、だから、彼女のその歌声を聞いて、取り戻せないのだということを受け入れることができた。
人生は進んでいくことしかできない。
出てくる人たちの優しさや思いやりで主人公が変わっていくことができたのがわかるから、終わり方の中にも絶望はなく、彼はきっと大丈夫だと思える。
アマプラ入ってるならぜひ。