塔の上のカバンツェル

ブルー・マックスの塔の上のカバンツェルのレビュー・感想・評価

ブルー・マックス(1966年製作の映画)
3.7
第一次大戦下、ドイツ最後の大規模攻勢ミヒャエル攻勢を前にして、厭戦気分漂う国民を鼓舞するために英雄に祭り上げる主人公と滅びゆく西欧騎士道を描く。

第一次世界大戦の航空隊は欧州最後の騎士道精神で戦われた戦場と呼ばれるが、死んでいく"紳士の戦い"と、到来する国家総力戦とより残酷かつ機械的な戦争が待っていることを予感される映画。