ジャッキー・チェン、69歳の誕生日おめでとう！！🎉🎂🎁
今宵の香港映画見ようね会は特別企画！ジャッキー生誕祭！！
『プロジェクトA』シリーズ第2弾！
監督・主演・原案・武術指導は問答無用でジャッキー・チェン！共演はマギー・チャン、ロザムンド・クァン。もう何回めのレビューか分かりません。おまけに超長文レビューです。これで最後にするから許して！爆笑
20世紀初頭の香港、前作で海賊退治に成功したドラゴン。見事な功績を讃えられ、西環地区の署長に任命される。しかし、西環地区は悪徳署長チンの汚職と、警察と香港暗黒街の癒着により治安が悪化していた。そして、辛亥革命を企む革命家たち、香港警察の腐敗した警官、海賊の残党、清朝の特使と四つ巴の闘いが始まる...！
サモ・ハンとユン・ピョウが、同時期『イースタン・コンドル』の撮影の為という理由で、続編は不参加となってしまい、ジャッキーファン受けが良くない今作です。
ちなみに『イースタン・コンドル』は、サモ・ハンが死力を尽くした、かなりシリアスな戦争アクション超大作で一見の価値ありです。
だけど、ストーリーテリングとアクションのバランスが抜群で、数あるジャッキー映画の中でも、ピカイチの出来を誇る大傑作！
個人的には断然パート2の方が好きです！
1億香港ドルを費やし、当時の香港映画界最大の巨費を投じた超大作です。今の貨幣価値にしたらもっとすごい金額になると思う。
辛亥革命の頃と言うだけあり、豪華なオープンセットや当時の衣装や美術など、
本当に見事で、香港映画黄金時代だからこそ実現したスケール！
今作で香港にある、ゴールデンハーベストとショーブラザーズのスタジオを独占し、他の作品の撮影がストップしたと言う伝説も。
出演陣もマギー・チャン、ロザムンド・クァン、カリーナ・ラウ、レジーナ・ケントなど、香港のアイドル女優が勢揃い！
他にもいつもお馴染みタン・ピョウおじさんや、リッキー・ホイ、今や巨匠となったピーター・チャン監督や、ケニー・ビーに、アンソニー・チャンまでカメオ出演している香港オールスターキャストです。
中盤、旅館でのトリッキーなカンフーバトルに続き、「西環の虎」と呼ばれる暗黒街のボス、伝説のカンフースターである、チャーリー・チャンとの一騎討ちは、香港アクション映画史に残したい名シーンです。
煌びやかな舞踏会でのダンスパーティーでの、革命軍のダイヤを強奪大作戦に巻き込まれた、ジャッキーが絵画の中に隠れるハイレベルなギャグをかまします。絵画とキスするジャッキー！笑
マギー・チャンの家での大人数の隠れんぼに、マギーとタン・ピョウおじさんが、唐突に歌い出す古い香港民謡は爆笑モノです。
そして、悪徳署長デヴィッド・ラムと、手錠に繋がれたままの街中逃亡劇。
そして、レストランでの手錠に繋がれたままの、乱闘は天下一品！
堺正章氏みたいに、テーブルクロス引きまで挑戦して、ジャッキーは真のエンターテイナーです。
元ネタは『網走番外地』か『手錠のままの脱獄』かな。
悪徳署長デヴィッド・ラムは、清朝の役人と手を組み、ジャッキーを殺そうと策略します。
クライマックスは海鮮市場での、これでもかこれでもかというトリッキーなアクションのフルコース！！ラストは巨大な立て看板がぁー！！
ハァハァ...(書き疲れた
という普通の映画3.4本くらいのボリュームがある作品です。
屋根の上でのドタバタは、まるで宮崎アニメを思わせる楽しさだし、レバーペーストを作る臼を避けながらのアクションは、ジャッキー映画史に残る名場面です。
クライマックスの見せ場は、バスター・キートンの『蒸気船』から、インスピレーションもらったみたいです。
ちなみに、チョウ・ユンファに出演オファーをしていたそうだけど、残念ながら悪役と言う事で出演は実現しませんでした。この頃、ユンファは1年間に13本も映画に出てたし、仕方なかったかも。
実は、試写会で公開されたバージョンは、ジャッキーが刑務所で銃殺されそうになるシーンがあったり、クライマックスのアクションシーンがもっと少なかったそうだけど、その後の日本公開に向けて、大幅に追加撮影し、日本公開直前1週間前まで撮影したとか。それ故にマギー・チャンのカツラが擦れていたりと本当に時間がなかったんだと思います。笑
メーカー様、いつの日か試写会バージョン収録の、真のアルティメットBlu-rayの発売を宜しくお願い致します！笑
『プロジェクトA』シリーズは、エクストリームエディションBlu-rayボックスに収録されており、日本公開版の焼き付き字幕付きのバージョンを収録していたり、2kマスターされるなど、映像特典もてんこ盛りなので、日本国民全員家宝にすべきだと思う！(いつものステマ
劇中素晴らしいセリフがある、「国民1人1人の命で国は成り立っている。命を愛せずに国は救えない」今の荒れた香港を見ると、本当に複雑な思いがよぎります。
今作、ストーリーテリングがあまりにも絶妙だったので、若き日のピーター・チャンが実は影の監督なのかな？と妄想してるんです。ユン・ケイ監督も撮影現場のスチールにいましたからね。
実は今作、僕が初めてジャッキー映画を見に行ったメモリアル的作品なので、取り分けジャッキー映画の中でも本当に思い出深い作品！
劇場での歓声とエンディングロールでの大拍手は8歳にして、感激のあまり涙が止まりませんでした。笑
この一作で、僕の歴史が大きく動きました。
ジャッキーには、僕が辛い時悲しい時、いつもジャッキーが共にいました。まさに守り神と言えるスターだと思います。
デビューして約60年、未だに現役アクションスターのジャッキー・チェン。
現在、『NEW POLICE STORY2』『カンフーヨガ2』『ラッシュアワー4』が撮影予定！本日から中国で公開される『龍馬精神』も本当に日本公開して欲しい！
小学生の頃から、数えきれないジャッキー映画を観て来た事が僕の生きた証。そして、共に数々の思い出を作って来てくれた人生の道標。
これからの人生、どんなに嵐が吹き荒れようが俺は生き抜く！真の龍に成る為に！！🐉
フォロワーの皆さま、香港映画見ようね会特別企画、ジャッキー生誕祭のご参加ありがとうございました⭐️
また、最近体調不良が続いており、しばしFilmarksをお休みさせて頂きたいと思います。同時鑑賞を予定していた方、大変申し訳ございません。この場をお借りしてお詫びします。
また、元気になったら必ず戻ってきます！！😄
