変人好きとしてはタマラナイ映画だった。
米国人の父と日本人の母を持つ変人ヘンリー・ミトワのドキュメンタリー。
粋人か？変人か？と映画のチラシには書かれているけれど明らかに変人。欲の強い人。自分に素直、と言った方がいいかも。かなり好き放題やっている。
再現ドラマが挟み込まれるとたいていの場合チープになってしまうけれど、これはまあまあイケていると思う。
終盤に向かってだんだんとメチャクチャになって行く。僕はそういうの大好物なんだけど、普通は「何を言いたいの？」となっちゃうかも。
映画として成立しているか、というところはギリギリのラインを行っているのかもしれないけれど、僕は大いにアリだと思う。ヘンリー・ミトワを実感した。
