結局観ちゃいました。
久しぶりの再鑑賞。
当時観た時は、まだ韓国映画にハマる全然前だったなーと。
なので今回、色んな発見があった。
いやー、何回観てもめちゃくちゃ面白い!
これは傑作!すごい映画!
コン・ユはもちろん、マブリーもこの作品で初めて観たんだった。
チェ・ウシクも出てるし、チョン・ユミも綺麗だし、子役のキム・スアンの演技が本当に素晴らしい。
新幹線に飛び乗った最初の感染者、シム・ウンギョンだったのね。
これには驚いた。
この作品、何が凄いのか。
まずゾンビのクオリティが高い。
感染からゾンビへの変体具合が見事。
そして、ヒューマンドラマとしてのレベルがめちゃくちゃ高い。
感情移入ポイントがそれぞれのキャラクターにあるので、観る人を選ばない。
マ・ドンソクとチョン・ユミの夫婦。
チェ・ウシクとアン・ソヒの高校生。
老婆の姉妹。
ヒール役のキム・ウィソン。
そして、いけすかない主人公、コン・ユ。
このコン・ユの白シャツが、血と汗に染まっていく様こそが、この映画を象徴していた。
自分勝手で保守的な主人公が、どう変化していくのか、ここの見せ方が非常に上手かった。
そして忘れてません、主役を喰う脇役マ・ドンソク。
彼がいなかったら、この映画はここまでの厚みは出ていなかった。
中盤まではマブリーが主人公だったね。
とにかく、語りきれないほどキャラの散りばめ方が秀逸。
色んなドラマが重なり合って、感動のラストを迎える完璧な作品。
もし、まだ観ていない人がいたら、絶対に観て下さい。
まぎれもない、名作です。