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さようなら、少年たち
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『さようなら、少年たち』に投稿された感想・評価

「私は20歳」(1965)と並べて語られるソ連雪解け時代後期の瑞々しい青春映画。公開直後に“悲観的”とみなされて上映中止され、ソ連の崩壊まで封印されていた(日本では2016年に初公開)。ソ連生まれのユダヤ人監督ミハイル・カリクの代表作。

1939年、ソ連クリミア半島の海辺の町。ワロージャと親友の3人組は高校卒業前の夏休みを浜辺で無邪気に過ごしていた。海軍士官学校への進学を望む彼らに対し家族たちは複雑な気持ちを抱いている。やがて政府から三人の進学が通知されるが、入校するのは遠く離れた陸軍士官学校だった。夜の浜辺、ワロージャの恋人インカは不安を打ち明ける。「もうすぐ大人になってしまう。何かが変わってしまいそうで怖い」。夏休みは終わろうとしている。。。

浜辺ロケーションを舞台にモラトリアムの終わりをリリカルに描いている。ここで重要なのは独ソ戦争の2年前の夏を描いている事。舞台であるクリミア半島の平和な町(イェウバトーリ)は、最前線として戦火に包まれる運命にある。本編では何度もフラッシュフォワード的に戦時中のニュースフィルムが挿入される。最初のフィルムは「意志の勝利」(1935)で見覚えのあるヒトラーの姿だ。終盤ではホロコーストの映像が引用され、3人組のひとりユダヤ人サーシャの未来が暗示される。ちなみにカリク監督もユダヤ人で、本作に続いて次作も検閲を受けたことがきっかけとなり1971年にイスラエルに亡命する。

キラキラと輝く海の表情が美しいほど、未来を疑わない青春の儚さが際立つ。本作の真のテーマが反戦であることは明らかだが、ノスタルジックなシャンソンやタンゴの劇伴は二度と帰らぬ日々への感傷を誘い青春映画としての普遍性を醸し出している。広大な浜辺の中で小さな点のように置かれたワロージャとインカ、そして3人組の乗る列車を追いかけどんどん小さくなっていくインカの姿などロングショットも秀逸。

同じ夏の浜辺が舞台でもジャック・ロジエ監督のバカンス映画とは似て非なる一本。個人的には、比べ物にならないほど本作のほうが好み。
すえ
4.3
記録

映画の課題、こういう課題ならいくらでもできるのに。
ロシア映画ってほんまに暗い映画が多いイメージ、朝から観るもんじゃねぇや。

海のイメージに溢れているのは、海兵への憧れからか。

時折挟み込まれる風景のショットがどこか物悲しく映る。ロングショットが素晴らしい、特にラスト。

子供、親、国家、戦争。

2023,216本目 7/15 vimeo
湿疹
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海映画 『話の話』の「太陽に灼かれて」にあわせて踊る失われた若いカップルたちはここにいた МосфильмがYouTubeにアップしているのでぜひ観てほしい
瑞々しい青春群像に時々アーカイブフィルムが挟まれたり、冒頭の映画内映画や医者たちなどさまざまな三人組と類比されたりして、彼ら彼女らのことが歴史の波にさらわれて匿名的なものになっていく しかし脱中心的な語りの中で放浪するように泳ぐ少年たちの生活の表情のようなものに胸が締めつけられる このきらめく海は溶解の水でありながら、断絶を打ち付けるものでもある 水中ではまずなにより受動的であること 会話が少なく、核心的な台詞もないが、生活の映像群の中で急に三人が徴兵された後のことを語る手書きの台詞が時間を異質なものにしてしまう感じ
四階から人が降りてくるギリギリまで別れを惜しむ、квартираの一階の真っ暗な暗闇の中でわずかに照らされる二人の姿、キスのタイミングがわからずに眼差しを交差させる時間、あまりにも若くて微笑ましいけど、本人たちは本気だからなおさら切ないな Мне было тогда 18 лет. А моей Нике не было ещё семнадцать.⇦若すぎる 本当にずっと夏が終わらなければいいのにね