海映画 『話の話』の「太陽に灼かれて」にあわせて踊る失われた若いカップルたちはここにいた МосфильмがYouTubeにアップしているのでぜひ観てほしい 瑞々しい青春群像に時々アーカイブフィルムが挟まれたり、冒頭の映画内映画や医者たちなどさまざまな三人組と類比されたりして、彼ら彼女らのことが歴史の波にさらわれて匿名的なものになっていく しかし脱中心的な語りの中で放浪するように泳ぐ少年たちの生活の表情のようなものに胸が締めつけられる このきらめく海は溶解の水でありながら、断絶を打ち付けるものでもある 水中ではまずなにより受動的であること 会話が少なく、核心的な台詞もないが、生活の映像群の中で急に三人が徴兵された後のことを語る手書きの台詞が時間を異質なものにしてしまう感じ 四階から人が降りてくるギリギリまで別れを惜しむ、квартираの一階の真っ暗な暗闇の中でわずかに照らされる二人の姿、キスのタイミングがわからずに眼差しを交差させる時間、あまりにも若くて微笑ましいけど、本人たちは本気だからなおさら切ないな Мне было тогда 18 лет. А моей Нике не было ещё семнадцать.⇦若すぎる 本当にずっと夏が終わらなければいいのにね