X JAPANの歴史を紐解いたドキュメンタリー映画。冒頭...マディソン・スクエア・ガーデンでの記念すべきLIVEの数日前から物語は始まる。
YOSHIKIという普段謎に包まれた人物像や幼少期のエピソードを交えながらX JAPAN結成と他のメンバーへのインタビューと同時に、当時の映像でプレイバックしていく流れとなっており
特にXを語るにおいて避けられない重要な出来事でもあった。TOSHIの洗脳から、hideとTAIJIの死はコアなファンでない自分としてもかなり衝撃を受けた記憶があり、特にhideに関してはカラオケで彼の曲を歌ったり、バンドで作品をコピーしたりという思いれがあり、人物像やファッションから音楽性や世界観は少なからず影響を受けたので、当時の映像とYOSHIKIが語る姿を見ると胸が締め付けられる感覚になり、ウルッときてしまった。
そして、何よりも幼馴染のTOSHIの洗脳での変貌ぶりや解散LIVEでの当時の想いを語る心境などは興味深くマインドコントロールされていく当時のTOSHIの映像は恐怖を感じた。
TAIJIの死。彼の事はそこまでのくわしくは取り上げられていなかったが、YOSHIKIの自伝でhideのお葬式でのエピソードなどを語った事などに触れていたのを思い出した。
結成、解散、復活迄に様々な凄まじいドラマや映画でもなかなか有り得ない、壮絶な人生を経験してきたYOSHIKIという人物像とX JAPANというモンスターバンド。そして、もう戻ってこないと思われたTOSHIのために作られた曲によってまた復活への道へと歩んで、hideのポジションに新たなメンバーのLUNASEAのSUGIZOを迎えて新生X JAPANとして、hideやTAIJIの夢であった海外での活動も本格化しステージに立つYOSHIKIの姿と音楽は、人種や言葉の壁を越え世界に羽ばたこうとしているようにも見え、その眼光に迷いはもう無いと感じさせられるようであった。
余談ではあるけれど
はやくアルバム出してくれ(笑)
めっちゃ待ってるんやからな!!
We Are (乂Д・)エーックス