Pnori

ソウル・ステーション パンデミックのPnoriのレビュー・感想・評価

3.0
大ヒット韓国ゾンビ映画「新感染」の前日譚で同監督のアニメーション映画!

…なんて言うから超期待して観ちゃったじゃん。

これは前日譚??
大事なことだからもう一回言う。
これが前日譚?

あれってそうだったんだ!本編ではこうなってあーなってそういうことね!…とはならない。
途中でコレ綺麗に繋がるやつじゃないかもって気づくけど、もしかしてここからかも…と認めたくない自分がいる。

結局、共通点はゾンビとソウル駅だけ。
監督のファンだとか新感染を何十回も観たとかマニアックな視点で見れば、もしかして見逃してる事もあるかもしれないけど、普通に観たら何も無い。本当に何も無い。

ただゾンビ映画のアニメは珍しいので、ゾンビ好きにはオススメしたい。
全力疾走+狂暴ゾンビなので迫力はある。

初めから最後まで全編に渡り、もれなく韓国特有の社会風刺が突き刺さる。特に貧富の格差。登場人物のクズ率も高い。
多分そっちがメインテーマであり、恐らくゾンビは終末世界観作りの題材なんだろうと思う。

内容は至って普通。大体セオリー通りの展開で終わる。

…で、前日譚は?(しつこい)
Pnori

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