ソウル・ステーション パンデミックの作品情報・感想・評価

ソウル・ステーション パンデミック2016年製作の映画)

서울역/Seoul Station

上映日:2017年09月30日

製作国:

上映時間:92分

3.4

あらすじ

すべての事の始まりは、とある夏の夜、ひとりの年老いたホームレスが首に大ケガを負い、誰にも助けてもらえずソウル駅で息絶えたことだった。すると、そのホームレスは地獄の淵から甦ったかのように凶暴化して復活。それをきっかけに未知のウイルスに感染して豹変した人々が、街のあちこちで正常な市民に猛スピードで襲いかかり、無差別に噛みつく事件が続発する。その異常な状況に巻き込まれた元風俗嬢のヘスンは、感染者の数が…

すべての事の始まりは、とある夏の夜、ひとりの年老いたホームレスが首に大ケガを負い、誰にも助けてもらえずソウル駅で息絶えたことだった。すると、そのホームレスは地獄の淵から甦ったかのように凶暴化して復活。それをきっかけに未知のウイルスに感染して豹変した人々が、街のあちこちで正常な市民に猛スピードで襲いかかり、無差別に噛みつく事件が続発する。その異常な状況に巻き込まれた元風俗嬢のヘスンは、感染者の数が急激に膨れ上がる深夜のソウルの街をあてどなく逃げまどうはめに。その頃、ヘスンの恋人と父親は必死に彼女を捜し回っていたが、警察はまったく事態を把握できず、遅ればせながら出動した軍隊は一般市民を暴徒と見なして発砲。やがて、ただ「家に帰りたい」と願うヘスンの身に、さらなる非情な運命が降りかかるのだった……。

「ソウル・ステーション パンデミック」に投稿された感想・評価

KAZU

KAZUの感想・評価

3.4
新感染の前日譚ということで、併映上映。
前日譚というよりも、アナザーストーリーですね。ゾンビに逃げ惑いながらも最後の敵は...という大どんでん返しが魅力。
パンデミックそのものを比喩に使った映画のように思えた

ゾンビ化=理性システムの崩壊
集団ゾンビ化=社会システムの崩壊

災害はまず弱者から襲う
ゾンビものであり、かつ韓国社会の格差と歪みを諦観的に描いた作品。国家や社会システムに対する不信感が全体を貫いていて、全く救いがない。ゾンビと社会、本当に恐ろしいのはどちらか? 
『新感染』の前日譚。予想以上に社会派アニメーションだった。
ソウル駅のホームレスと元娼婦がゾンビから逃げ惑い、娼婦の父とヒモ男が娘を探してソウル市内を駆け巡る。
ゾンビに追われ、格差の壁に阻まれて助けもなく、ひたすら絶望へと転がり落ちるまさかのクライマックス。さすが韓国映画、救いのなさがもはや爽快だ。
ラストは映画版と対になるような印象的な演出。面白かった。
mikaramu

mikaramuの感想・評価

4.0
傑作「新感染」の前日譚でアニメ、という興味で、見逃してたのをようやく早稲田松竹にて。
以外と単調な前半に、やっぱ実写がよかったか…と寝かけたが、、エンディングですべて持っていかれた!!!
「新感染」の娯楽的スピード感とは何かが違うそれまでの挿話、演出のすべてがここで収斂し、この一瞬だけで本作は「新感染」とも独立した圧倒的な価値を持つ。アニメである理由もここにあったと思いたい。あのアレは実写では無理だ…!ここでもまたゾンビ表現史の強烈な1ページがめくられていた。
「新感染」の根っこにこんなメッセージがあったということを私は忘れないだろう。
めぐ

めぐの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

新感染の前日譚て言ってるけど話自体は独立してて、ゾンビものってことと大きなテーマ以外は被ってない。
とにかく後味わるい。
人の醜さと弱者が置かれてる環境の救いのなさしか見せてこない。
ホームレスの、韓国政府は〜って台詞が重くて辛いなぁって思ったけど、韓国に限らず日本もその他の国も、国家権力って結局こういうものだよね、ってことを、新感染と二本立てで見て思いました。
ばんち

ばんちの感想・評価

3.5
とにかく主役陣の誰一人としてまともな奴がいなくて笑える
キャラの成長物語はほぼなく(ラストに少しだけ勇気を見せた彼氏くらい?)、そこは後日譚の新感染とは異なるものの、終末感漂うラストは嫌いじゃない
Shoei

Shoeiの感想・評価

1.0
めちゃくちゃやんけ(笑)ゾンビである必要あったのか。アニメである必要あったのか。
キャラクターがクソだからか、ゾンビも全然恐くないし。。。
Kohtaro

Kohtaroの感想・評価

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『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前編のアニメーション映画です。ちなみに時系列とは異なり公開順としては『新感染 ファイナル・エクスプレス』の方が先です。監督もヨン・サンホで『新感染 ファイナル・エクスプレス』と同じです。

正直に言って面白くなかったです。主人公たちの行動に焦点を当てた作品なのですが、もっとマクロ視点で、ソウル全体がどうなっていたのかの視点が欲しいと感じました。その時のSNSやニュースはどんな感じだったのか?みたいな。この映画に自分が求めるものが少しずれていたのかもしれません。

また、最後に大きなどんでん返しがあるのですが、そのどんでん返しが物語の主軸から少し離れているように思えて、本当に必要なのか疑問でした。確かに意表はつかれましたが。

クライマックスで影を用いた演出があって『新感染 ファイナル・エクスプレス』と似てるなと感じました。ヨン・サンホ監督の色なのでしょう。
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.0
階級闘争としてのゾンビパニック。
ハード格差社会の描写が直接的で芯に迫るものがあった。
フィナーレの場所が高級住宅街てのも皮肉が効いてる。
地下からなんとか駅に出たって分かった時にすぐ向かわず折り返し待ってたの腑に落ちなかったけど。
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