たかちゃん

進めオリンピックのたかちゃんのレビュー・感想・評価

進めオリンピック(1932年製作の映画)
2.5
借金まみれの小国のプリンセスに恋したブラシ営業マン。借金返済案が評価され、実行に動き出す。国民あげてオリンピックに参加し、優勝しようとするのだが、重量挙げ、砲丸投げなど、能天気な描写ばかりで、ハラハラドキドキがない。これでは『北京原人』の丹波哲郎先生、北京原人を「オリンピックに出したら、みんな驚くぞ~」の野望に負けている。ギャグはおとなしいし、ベン・ターピンの役柄も意味不明。無駄に、無理やり出演させている。
狂気が足りないのは、マンキーウィッツの脚本が理路整然としているためか、破天荒さが欠けているのだ。
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