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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのaizakmovieのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2017年、東京。
危ういこの時代を生きる人間たちがこの映画で表現され記録されていた。

突然起こる悲しみ、ずっと感じ続けている不安、死。
劇中に現れるたくさんのワードは、日々私も感じ続けている不安や怒りでもあった!

新宿や渋谷が好きか嫌いかどうか。
都会を好きになったら、自殺したようなもの?
田舎から新宿に降り立つあの瞬間、私も何度も感じたことがある。きっと、上京している人はみんなある。
そういう、みんなどこか心の隅にある不安や嫌な予感にうなずける気がする。

「何が起きてもおかしくない、ならとてつもなくいいことが起きるかも。」
考えたことなかった!
キラッと希望を見させてもらった気分になった。

笑えるシーンもあり、アニメーションもあり、そして恋愛。すごいなこの映画。
「ざまあみやがれ」って感じ。
この作品が、キネマ旬報ベストテンの1位に選ばれていて嬉しい。
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