夏色ジーン

アイム・ノット・シリアルキラーの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

3.5
感想川柳「誰にでも 愛と狂気の 素質ある」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)


田舎町に暮らす葬儀屋の息子で、遺体や殺人に異常な関心を抱く16歳のジョンは、反社会的な傾向があると診断される。ある日、犠牲者の体から内臓の一部を持ち去るという連続殺人事件が発生し、興味をそそられ自ら犯人捜しに乗り出した彼は、ついに猟奇殺人鬼の正体を突き止める…というお話。

これは今の科学捜査ならすぐ捕まるだろ…(;´д`)というツッコミはまあ置いといて(^^;
主人公の心の動きがちょっと「デクスター」に近い感じがして、割と楽しめました。( ̄ー ̄)ラストのアレはよく分かりませんでしたが( ̄▽ ̄;)
ソシオパスじゃなくても殺人を犯す可能性はあるし、誰でもソシオパスやサイコパスの要素を持っていると思う。( ´△`)ちなみにソシオパス(社会病質者)は後天性、サイコパス(精神病質者)は先天性と言われています。(;゜∀゜)

逆に主人公みたいに自分ルールを決めている場合は、殺人などをやらない可能性が高いと思う。普通の人はアツくなってやってしまうことがほとんどでしょうから、そういう時に冷静な面が出せるクセがあれば間違いは起きにくいのでは?(・ε・` )その行動の根源になってるのはセラピストが言うように「愛」なんだろうなと。
彼を止められれば自分も踏みとどまれると思ったのかな?

特にサイコパスはそういうものが欠けていると定義されてますが、「デクスター」でも大切にしている人はいたし、悪くありたい人間なんていないと思いたいので、悪い方が覚醒する前に何とか出来ないもんかと考えさせられた作品でした。φ(..) とか甘いこと言ってるやつはすぐ殺されるんですけどね(笑)


作中に出てきた連続殺人鬼の代表「テッド・バンディ」を初めて知りまして、どうやら映画になってるようで探してみようと思います。(。・ω・。)ゞ