インシディアスシリーズ第４章。
ただこちらも前作の序章と同様に１作目の前日譚であり、霊能者エリーズの物語である。
エリーズは幼い頃、父から厳しい躾と体罰をうけており、父は彼女の霊能力の一切を認めなかった。エリーズは父との関係に耐えられず実家を出るが、今回の依頼はなんとその古い実家に住まう住人からだったーーという話。
ストーリーはそこそこしっかりあるものの、恐怖演出は相変わらずのジャンプスケア一択という潔いシリーズ。
中盤でスーツケースを１つずつ開け閉じちゃその向こう側を照らすシーンがあるが、
あれなんかはエリーズの動きも完全にやってる。驚かしにきてる動きをしていた。やめてくれ先生。
これまでと違うのは、悪霊の怖さと人間の怖さという違う要素も出てきて、サスペンス的な雰囲気もあったのが斬新でよかった。
また、シリーズを重ねるごとにスペックスとタッカーのギャグセンスが増していて、だんだんレギュラーキャラになっていくのが良い。あの３人の構図好きだなぁ。
インシディアスシリーズがエリーズ主人公で進んだのは正解だったと思うし、2作目以降で全体的なクオリティは劣ってないと思うのでその点完成度高いシリーズだなと思う。
