MikiMickle

スケア・キャンペーンのMikiMickleのレビュー・感想・評価

スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)
2.3
監督は『モーガン・ブラザーズ』のコリン・ケアンズとキャメロン・ケアンズ

人気テレビ番組の「スケアー・キャンペーン」。一般人を幽霊ものなどの恐怖のドッキリにしかけるものだが、
ある日女プロデューサーから渇が入る。
素人の悪趣味なスタッフ動画を引き合いにだし、もっと過激なものを作れと。

そこで撮影クルーは、実際の廃墟病棟を舞台に、病院再開のためのスタッフ募集で応募してきた一般人にドッキリを仕掛けるのだが、いかにも怪しげなその男はこの病院の元職員で…過去に何かがあったような気配…
実はそいつは殺人鬼だったのだ…
一人一人殺されていく撮影クルー…
というストーリー。

そして、二転三転していくストーリーなのだけれども、やばいぞ、手に取るように展開が読めてしまうw
「騙す」が基本的コンセプトのこの作品なのだけれど、中盤騙しもラスト騙しも読めてしまった。
これは、何も考えずに先読みせずに見るべきだった…
というか、むしろ、とっても親切なんだもの、わかっちゃうよ(笑)

でもね、別にいいのいいの‼ オチがわかろうともいいの‼
サスペンスでもスリラーでもないのだから。
だったらいかに残虐かで勝負してくれたらいいの‼

って、残虐もほどほどじゃないかーい‼‼(笑)
最近、グロ欲が強いので(いつもか)、そこでもうちょっと勝負して欲しかったなぁ…
あ、この映画の勝負所は、驚きの真実だったわw


誉めポイント。
・覆面集団がちゃちい。 偽スリップノットみたいな覆面のかっこよさが出てない
少し垣間見れる彼らの素性も、まぁそうだろうねというもので、実にベタ。

・そもそもの番組「スケア・キャンペーン」のドッキリが雑。 服の後ろに隠れるカメラマンって! 見えてる見えてる‼(笑)

・主人公(ドッキリを仕掛ける女優)の元カレのディレクターのパンチ

・武器。丸型チェーンソーのメンテナンス、ちゃんとしておけ~~‼‼(笑)

↑あれ、全然誉めポイントじゃないな。
けど、いいのいいの、B級なんだし。 逆にそういうのが面白い

ただ一言言いたいのは、「ドッキリには予測しない事が起こるのよ……」と言っていた主人公が、その予測をしない事をしない事‼‼ 真面目かっ‼‼
覆面のやつらを全員轢き殺 す位はしてほしかったわぁ……
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