『パシフィック・リム』が上映されているのに、俺は一体何をやってるんだ…笑笑
この映画は、やっぱり『ニキータ』以降で比較するべきなんだろうな。
その点、キャスティングは華やかなのに、脚本や演出や映像も含めて、何故か全てがパッとしない。
あらすじとしては、バレリーナを続けることができなくなったジェニファー・ローレンスが、ハニートラップ専門のスパイになる。
で、何だかんだロシアとアメリカの揉め事に巻き込まれて行く感じ…とはいえ、具体的に大きな事件などは何も起こらない。
ヘリコプターも落ちなければ、ビルも爆破しないし、さしたる銃撃戦もない。
更に、修行したはずのハニートラップも、ほとんど使わないというグッタリ感。予告編を観て、それだけはあると期待していたのに…笑
そう、ひたすら地味なんです。とにかく地味過ぎるんです。
しかも、展開として、彼女が恨みを晴らすために、ある人物を出し抜いて、してやったり!的なオチなのですが…いや、あの人は悪い人じゃないでしょう。
彼女が犯した重大な犯罪を揉み消してくれた上に、生きて行くための仕事を与えてくれたじゃない。何で、あの人に対して復讐??全く意味が解らなかった。
加えて、映像が常に暗い。彼女の心情を表して…とかではなく、ただ単に暗過ぎる!見所を探すのが、難しい映画でした…。
全体的に、何だかなぁ〜です。お薦めは…できないな笑笑