このレビューはネタバレを含みます
依頼の終了からキスショットとの決別、決闘、事件の収束までを描く。
日常パートでも作画枚数が多くシャフトらしからぬ動きようで、アクションシーンではそれがさらに加速する。吸血鬼ハンター三人とのバトル以上の長尺で描かれるキスショット戦は贅沢で、縦横無尽に展開される。
ウエダハジメの劇中劇や『さよなら絶望先生』OPのような表現など、ただでさえ異質な中により異質なアニメーションも挟まれる。
前作から続き坂本真綾の演じ分けは圧巻。
エピローグのように上手くいきすぎて不穏な冒頭から、たっぷり時間をかけてエモーショナルに進行させるのもいい。