まさわ

否定と肯定のまさわのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
4.5
原題Denial。ホロコーストをdenialする差別主義者と、法廷で勝つための戦略として「自分の良心に従い発言すること」をdenialすることを受け入れる主人公。歴史的事実を歪め、信じられないような発言を繰り返す相手に、煽られることなく、あくまで冷静に事実を積み重ね、相手の穴をついていこうとする弁護団と、情熱を持ち、事実は事実なのだからと説得したくなる主人公の、その味方同士の葛藤も見所。
役者が揃っていて、展開もよどみなく、とても面白かった。これから原作も読む。
まさわ

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