エイドリアナ

君の名前で僕を呼んでのエイドリアナのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます


高評価なことに大納得
もうずっとずっとサントラを聴いている
すっかり大好きな一作になってしまった


ティモシーシャラメのお顔が自分の好みどストライク!という訳では全くない。
ただ、この役、このストーリー、音楽
全部が織り交ぜられたエリオの時のティモシーシャラメが良すぎるんだろうな

私が見たタイミングや心境も良かったのかもしれないけれど

北イタリアの風景の美しさや
時間の流れ方もリラックスになった


特にBL好きって訳では無いけれど
決してエンタメ性を持って描かれている訳ではなくて
「ただただ痺れるような恋をした」ことをメインに描かれているのがすごく良かった。


一つ一つの出来事や仕草、関わりの中でそれをただひたすら強く感じる


どうしようもなく身を焦がれる存在っているよね
言葉じゃ説明出来ないような


ピアノの音がイタリアの風みたいに耳と心にさらさら流れてきて心地良い


ご両親もまた素晴らしい
唯一の救いな気がする

女の子と交えて自分の気持ちをごまかせないことに気づく場面も必要だったんじゃないかな
女の子はそれはそれは辛かろうけど、、😣
人に対してちょっと軽い感じもリアル



敬虔な家庭で育ち、本当に愛した人と添い遂げることが許されない世界にいること
どうしようも出来ない現実とどうしようも抑えられない愛情と

全てまっすぐに描かれていて本当に素晴らしい映画だった
エイドリアナ

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