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君の名前で僕を呼んでのtのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

開け放たれた窓、陽光の下でのじゃれ合い、川と木陰、とことん開かれた世界では2人だけの閉じた恋愛の世界を描くのにそぐわないと思ってしまう自分が図式的過ぎるのだろうか。旅先で酔った2人が夜徘徊するシークエンス、無機質な街並みのがしっくり来た。エスター・ガレルの存在も不憫である以上にあまり機能していると思えず。あれほど活用していた自転車ではなく車の中から彼女と話すティモシー・シャラメの「もう戻れない」感や、銅像周りの演出は良かった(この撮影監督にはこういう長めのカットを撮らせた方が良い気が)。エンドロールの見せ方は、割と醜悪だと思う。。
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