ブンカムラ ル・シネマにて鑑賞。
少年と青年のプラトニックな恋愛話かと思ってたら全然プラトニックじゃなかった笑。
全体的にイタリアの田舎の美しい風景や主人公の2人の美しさとか、映像がとにかく美しいっていう印象。
話としては、前半はお互い意識してて、でも男同士だし直接口説くとかは無くて、でも気になる気になる気になるっていう部分を描いていた。
後半、お互い好き同士だって認識した途端色んなことが我慢できなくなり、愛し合うようになるのだが、その純愛というか、その人が恋しくて堪らない、2人きりでいる時の第三者から見ると、恥ずかしくなるような世界観みたいなのがすごかった。
まさに題名の通り「オリヴァー、エリオー」とお互いが自分の名前で相手を呼ぶシーンが何回か出てくるのだが、そことかこそばゆくてにやけてしまうほど。
その2人の恋愛シーンだけで終わってしまっていたら、なんだこの映画は?はて?ッてな感じだが、最後のエリオに対するお父さんの言葉がとても素晴らしく、それでこの映画の評価がグンと自分の中で上がった瞬間だった。
それにしてもまだ若いのにエリオの色気、演技力には脱帽だ。