ロールシャッハ

君の名前で僕を呼んでのロールシャッハのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.5
エリオとオリヴァーは、バイセクシャル。
エリオは自分を素直に出せないでいるのを、エリオの父は心配していた。
たまたま父の大学の院生オリヴァーが南イタリアに来た。
次第にエリオとオリヴァーは打ち解け合いオリヴァーもエリオのことが気になっていたので、結果相思相愛!
それからは、嫉妬したり愛し合ったり、はじめての夜を過ごしたり、エリオは自分の秘密の場所まで教えて、オリヴァーを愛してた。オリヴァーは戻る期限が来て、数日一緒に旅に出て愛を育んだ。
ゲロ吐いたってそれを一緒に味わいたい。一緒になりたい。エリオの愛は今までに生き生きしていた。
最後の別れの後、ひとりで帰ることも出来ずに、母に迎えに来てもらう。
そして、イタリアにも雪が降る冬が来て、オリヴァーから連絡が来て2年前からいた彼女と結婚することになったと。
暖炉の焚き木を見るエリオの顔は父に言われた通り、傷ついても、その火は絶やさず自分を騙さないで生きようと、涙と共に希望が感じられた。
見ないとわからないと思うが度々出てくる虫が生々しい人間の営みを感じさせる。
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