しんたろー

君の名前で僕を呼んでのしんたろーのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.6
「余韻」と「余白」
時間に余韻を持たせる演出と映像の余白の使い方が何とも絶妙。
1983年、夏、北イタリア。
あまりにも美しすぎる風景とあまりにも美しすぎる初恋。
葛藤、羨望、嫉妬、恋慕、あまりにも膨大な感情を淡々と静かに描く展開。
映画史に残るであろう最高に美しく儚いラストシーン。
昨年のムーンライトと並び愛の形が多様化した今だからこそ脚光を浴びるべき作品。
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