たま

君の名前で僕を呼んでのたまのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.4
美しい情景の中に映し出される戸惑いや情熱の表現が、とにかく秀逸。
二人の心の行方。目が離せない。
エリオの倍以上生きていて息子もいる立場だけれど、
後半のお父さんの言葉は、張り詰めた心が解けていくような安らぎさえ感じた。
現代ほど理解のなかった1980年代、エリオはどれほど救われただろう。
本当に名シーンだと思う。

そしてエンドロールはもう…脱帽です。




イタリア。
この年代の車や建物の色彩やデザインって、最高。
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