公開当時は、リアーナにつられて映画館に行ったけど、有名な女優も、今まで知らなかった女優も、皆キャラクターの個性にマッチしていて、キャラモノとして面白かったし、ターゲットがお金から宝石に代わったことで、華やかさがグッと上がったところが素敵だった。
私には人数も８人でちょうどよい感じ。自分が覚えが悪いので、２時間程度で初めての鑑賞だと、メイン人数が多いと全員覚えきれずに終わっちゃう（印象が薄いキャラクターが生まれてしまう）ことが多いのだが、8人ならさすがに２時間の間でも全員のキャラ性と顔と名前を覚えられた（笑）
オーシャンズシリーズは11、12も映画館で見たけれど、今回が最もハラハラしなかった。サブスクで見返してもその印象は変わらない。このシリーズ自体、絶対に失敗しないことが約束されていて、その手並みの鮮やかさを安心して楽しむ映画だと思う。でもそれを差し引いても、これだけの強い女たちが集まれば、失敗するどころか、アクシデントでヒヤッとする場面すら思い浮かばない。ストーリー展開がどうのよりも、「美」の見せ方に特化したキャラゲーならぬキャラクタームービーとしての一面が突出しているかなと思った。
一億を軽く飛ぶダイヤモンドを盗むなんて大掛かりなことは、身近に感じられないし、かなり夢物語なので強盗フィクションとして楽しいけど、逆に最初にデビーが見せた、あまりにも鮮やかな万引きのシーンは、怖ぁ😨、凄ぉ😱って引いてしまった。「いやいや、やめてくれよ、万引き」って思った。
ラスト、素晴らしい衣装で着飾った、でもその衣装にも負けないほどゴージャスで魅力的な女たちが、颯爽と階段を降りていく姿の煌びやかさが目の保養で大満足。映画館のスクリーンではそのシーンが一番印象に残っている。
