史実をもとに日本海軍の潜水艦に撃沈されたアメリカ海軍巡洋艦の艦長や乗組員たちの運命を描いた作品。
1945年。極秘任務のため護衛の駆逐艦もなく2基の原爆をアメリカ本土からテニアン島に届けたアメリカ海軍重巡洋艦インディアナポリス。
無事任務を果たして帰途に着くが、日本海軍潜水艦イ５８の雷撃により撃沈されてしまう。
太平洋に放り出された艦長や多くの乗組員たち。
漂流中の乗組員たちは一人また一人とサメの餌食になっていく。
そんな中、幸運にも警戒中の爆撃機に発見され、艦長は無事救出される。
しかし、帰国した艦長には裁判が待っていた。
果たして艦長の運命はいかに？
太平洋戦争でも有名な史実とは言え、艦長が裁判にかけらたことは、本作品で初めて知りました。
艦長を演じたニコラス・ケイジが好演してます。
漂流すると本当にサメが沢山集まってくるのかな。
インディアナポリスの沈没シーンは迫力がありました。
商船すら撃沈できない人間魚雷回天に対して、重巡洋艦を仕留めた通常魚雷。
特攻兵器の虚しさも伝わってきます。
当時、日本の国民は都市部では空襲にあい、沖縄では洞窟を逃げ回っていた時に、アメリカ本土では優雅な生活を送っていたのが印象的でした。
作品の本筋とは異なりますが、そんなことも気になった作品です。
BS TVで鑑賞
