『猟奇的な彼女』
엽기적인 그녀、My Sassy Girl(私の生意気な彼女)
2001
ストレートのロングヘアーでホッソリとスタイルが良くて可愛らしい若い女性が啖呵切って焼酎煽って涙をこぼす。平手打ちして「殺されたいの?!」と暴言を吐く。これは好きにならずにはいられない。
実話ブログを元にした映画。映画は「前半」「後半」「延長戦」の3部構成で「延長戦」は原作にはない映画オリジナルらしい。
ラブコメとしては面白いけれど時々かったるくなるところがある。多分それは編集のせい。「もう少し見ていたいな」というところでカットするとテンポが出るのだけどこの映画は「もっと見たいでしょう?」と十分過ぎるほど長々と写し続ける。するともっさりと垢抜けなくなっていく。
「彼女」(チョン・ジヒョン)と語り手キョヌ(チャ・テヒョン)が地下鉄内で負けたらデコピンというルールでゲームをする。負けた「彼女」が目をつぶってデコピンを待ち受ける表情が可愛らしい。
ハイヒールとスニーカーを交換。スニーカーを履いてスキップする「彼女」。ハイヒールでヨタヨタ爪先立ちで歩くキョヌ。深い意味は込められていないけど女性が要求されるもろもろについて少し考えた。