サーフ

31 サーティーワンのサーフのレビュー・感想・評価

31 サーティーワン(2016年製作の映画)
3.2
ロブ・ゾンビ作品は「マーダー・ライド・ショー」に続いて2作目の鑑賞。
世界観やキャラクタービジュアル、どれをとっても悪趣味全開。
前回見た時はこの悪趣味な感じについていけなかったけど今回は結構楽しめた。

ハロウィンの前日に5人の男女が突如何者かに襲われ巨大な施設に拉致されてしまう。
彼らは施設の中で行われる「31」と呼ばれるゲームに強制的に参加されられることとなる。
ゲームの勝利条件は「制限時間12時間生き抜く事」。彼ら5人を殺すための刺客が解き放たれ悪夢のゲームが始まる…。と言うのが大まかな粗筋。

物語の設定はシュワちゃん主演の「バトルランナー」に近い。主人公がデスゲームに参加させられ様々な刺客が立ちはだかるというのは大体一緒。
そこにロブ・ゾンビの悪趣味を付け加えるとこの映画の出来上がり。
主人公側もただただやられるだけではなく修羅と化して刺客と戦っていくのは一定の爽快感あるし、刺客側も個性的なキャラクター多くてそれなりに楽しめる。

ただ意表を突く様な意外性のある展開は全然無いし、ラストにかけては「ストーリー考えるの疲れた?」と思わざる負えないような出来。流石にあの終わり方はフラストレーション堪るだけ。
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