このレビューはネタバレを含みます
バイオレンスだが、ラジオによる音楽とカラーによる呼び名、長い無駄話も全てが絶妙なバランスになっていて、スタイリッシュな映画になっている。
義理人情が強いホワイト、正義感が強いオレンジは、似ているところもあり、何かが通じ合ったのかもしれない。出所したばかりのブロンドは、血気高まっていて憂さ晴らしもしたかったのか、そこが命取りに。プロ意識が高いらしいピンクは、落ち着いてこそいられないが状況を正確に読み取り、生き残る判断力があった。
少し笑える無駄話があるから全体の雰囲気はマイルドで観やすい。リトルグリーンバッグとスタックインザ〜の二曲の使い方が特に素晴らしい。何度もリピートして聴きたくなる。