研究所所長を父にもつ奔放な女性（アニー・ベル）が、同行者となるカメラマンの青年を籠絡しながら、マニラ離島の村落を目指す。「女性の自由意志」をテーマに取っている、ウーマン・リブ系のエロティック・ドラマ。

「エマニュエル（エマニエル夫人）」の原作者エマニュエル・アルサンが、監督・脚本・出演を務めている作品。あっけらかんとした性行動に勤しんでいる主人公（ほとんど痴女と化している）が、自分なりのハッピーを追い求めていく。

エマニュエル監督は、教授の愛人役で出演（作家になる前は役者だったらしい）。ベリーショート＆白肌＆グラマー体型の主人公と、ロングヘア＆褐色肌＆スリム体型の愛人。この両者の取り合わせが耽美的であり、生きる活力を与えてくれる。

村落に到達すると、これまでの人生を一旦リセットするという通過儀礼が登場。まさに、「過去のファイルを上書き保存する人生」であり、監督が提起する哲学へと繋がっていく。"女性が性の歓びを高らかに謳い上げる時代"を切り拓いた作品のひとつ。

エマニュエル夫人と似た作品。

それも当然、監督はE夫人の作者エマニエル=アルサンさん。実はタイの女性！知らなかった。16歳でフランスの外交官と結婚との事。流石です。

舞台はアジア、白人女性の奔放な性を描いている。一応、愛がどーのこーの言ってるけど頭に入らないし、どーでもいい。見たいのは、裸だ！（すみませんアルサンさん）

ヒロインはアニーベルさん。
水前寺清子さん以来の超ショートカット。プラチナブロンドって言うの？でもアンダーヘアは黒。どうせならここも同色に染めてほしかった。
と言いますのは、やたらとアンダーヘアを見せてくるので。
でも身体はって頑張ったと思う。顔も身体も美しかった！

05年に亡くなったアルサンさん。監督、出演と頑張ったけど映画としては…う〜ん。
景色は好き。邦題は意味不明。

記録もれ