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満月の夜のTのネタバレレビュー・内容・結末

満月の夜(1984年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

おもしろヘッド🔨

郊外と都会に二つの”家”を持つ、自由奔放で大人になりきれていないような社会人女性の姿。

主題とオチは好きだったが、エリック・ロメール作品に登場しがちな馬鹿で気持ち悪い人はやはり不快極まりなかった。














余談:

Amazonプライム様々でエリック・ロメール作品を漁り早7作目。薄々気づいてはいたがあんまハマらんなぁと。笑

欲望剥き出しで恋愛のことしか頭にない人々が好きじゃないし、他人の恋愛事にもそんなに関心のない小生には向いてないのやもしれん。

登場人物の性格や意思や自然な会話、人や街のありのままの美しさを映すところにはとても惹かれるのだが、基本的に全てが恋愛物語で終わっているところが浅く思えてしまってやり切れない。だから、『レネットとミラベル』みたいな作品をもっと観たいと思ってしまう。

でも、きっとエリック・ロメールの恋愛劇は、誰に共感するか、何を考えるか、という感じ方が観客の性別や性格、年齢によって変わるところに醍醐味があるような気もするので、只管独りで観進めるだけでなく、それについて他人と意見を交わすのも楽しいんだろうと思う。

アタイの場合は結局男同士で話すことになるんだろうけどね😌
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