あひる

満月の夜のあひるのレビュー・感想・評価

満月の夜(1984年製作の映画)
3.3
ひとつ前に見たロメール作品が、割とあっさり終わった印象だったのでもう一本!

こちらも似たテイストです。なるほど、ヌーヴェルバーグ出身の監督も、80年代にもなるとここまでポップで大衆性を帯びるのね。大事なことです。

劇中にモンドリアンの絵画が出てきたり、ディスコのシーンでElii&JacnoのLes talotsがマルっと流れるなど、中流オシャレ連中のノリが確認できたのが勉強になりました。

僕とか素人だから、すぐ前衛こそ無敵!とか思っちゃうけどそんなことないよね。例えるならば2024年現在の星野源やオードリーの絶対的評価の意味を考えてみたり。
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